自分の欠点を受け止める
欠点に向き合う
私は会社で経理を担当していますが、だからかどうか性格は几帳面であり、人からもよくそう言われます。
経理の仕事はミスがないことが前提の仕事で、それが信用に繋がります。
また短大では英米文学を専攻し毎日辞書を丁寧に引いていましたが、そういう作業が好きでもありました。
そういった価値観なり思考なりは自分なりに大切にしたいと思っていますが、しかしそれを無理やり他人に押し付けても嫌がられるだけです。
しかし私はそれを彼にやってしまいました。
カップルだって“社会”
人間の集合体を称して社会といいます。
なにかを作る人がいて、代わりに運んだり売ってあげたりする人がいます。
それぞれが役割や個性を持ちそれを尊重し、互い に認め合い支え合うことにより社会は成り立ちます。
そして夫婦も恋人同士も立派なひとつの社会であり、お互いを尊重し長所を認め欠点を補い合う関係が求められます。
しかし一方的に相手を都合よく利用しようとしたり逆に依存し過ぎてしまったり、その“社会”を安定させるのは 本当に難しいものです。
私が勤める会社はいくつかの出版社と取引があり知り合いも多いのですが、出版社のひとはユニークで個性的な人が多く、彼もそうでした。
彼がよく話していましたが、出版業界というのは好不況といった社会情勢の影響を受けやすく、またヒット商品を生み出すと一攫千金の夢もあるが、だめだと返品の山であり、ギャンブル的要素(彼に言わせると、時代を読むチカラ)がかなりあるのだそうです。
また彼の趣味はジャズと競馬であり、私は賭け事に疑問をもっていましたが、初めはそんなことはたいして気になりませんでした。
しかし付き合いが深くなり結婚を意識し出した頃から、彼に接する態度が変わって来たように思います。
例えばですが、たかが馬がパカパカ走るのを見てどこが 楽しいのだ、どうせ当たりもしないのに大事なお金を賭けてどうするのよ、人間的に欠陥がある、いや人間失格だ、などと思って しまうこともありました。
(いま思うと、なんでそんなに神経質になっていたのか判りません・・・恥)
夢やロマンも分かりますが、やはり地道に生活を安定させることが第一であり、家庭に対する意識をしっかりと持ってくれないと困るとその時は思っていました。
そういったことから口論が始まり、徐々に溝ができて、彼も段々と嫌になってきたのだと思います。
人を否定的に見だすとキリがありません。
やはり愛している人は信じてあげようと、今は思っています。